架空鉄道浜急電鉄

車両

ここでは、浜急線を走る車両について取り上げます。

■浜急鉄道車両のデザインについて
路線ができると次はその路線を走っている電車を想像してみたくなります。
このページはそんな想像を元に書上げた車両の絵を扱っています。
ここでは分類とおおまかな解説に徹しています。

■従来の車両
大体、昭和から平成中期にかけて登場した車両で、時代にあったデザインと塗装を考えるのに苦労しました。

正面見付けは、各形式共にヘッドライトは運転席上、補助標識灯は運転席下に。地下線・分割併合対応として中央貫通扉を設置している。
正面塗色は通勤形と特急形で2種類に分けられた。
通勤形車両は正面から側面にかけてラインカラーを巻くというシンプルな物である。これは1980年代より採用され、7000形まで続いた。現在も、4000形から7000形までがこの塗色を纏い続けている。
一方、特急形車両は、寒色系の薄いブルーと青緑で差別化を図った塗装にした。
6500形ではウルトラマリンブルーを新たに車体裾に追加したり、全体的に配色のバランスが変わり、色味も少し変わって明るくなった印象が強いが、2500形からの流れが伺える。ちなみに、2500形は3500形に改造された車両を除いて全廃され、6500形もリニューアル更新によってN7000形に準じた塗装になっていることから現在はどちらの塗色も存在しない。

(2500形側面図)
車体腰部から二色の太帯を巻いている。
車体寸法は標準の物であるが、特急形車両として片側2扉となり、扉間には大きな一枚窓が並び車窓展望は良好。

(5000形側面図)
前面から側面にかけてサンセットオレンジとウルトラマリンブルーの帯を巻くという通勤形車両共通のベーシックな配色。側面は一枚物の下降窓が並ぶ。


(6500形側面図)
デビュー時の塗装。薄紺から水色へ色調を変更し、水色の領域を拡大して2500形のイメージを引き継ぎつつも明るい印象になったが、
少々どぎつさがあるかな…。まだまだ満足行かないので、更新したという設定を付け加えて後述の新特急カラーにした。

■新系列車両
平成後期・近年の車両です。車体寸法等の規格を極力変えずにどうイメージを一新できるかをテーマにしています。
近年の通勤電車を見ていて無塗装にラインカラーの帯を巻いただけというシンプルな物が増えてきています。
塗装だけでも在り来たりなものではなく、少しだけでも個性的で凝ったものにならないか?と、いうのもあります。

正面の見付けは従来から引き継がれているため基本的なレイアウトは変わらない。
しかし、配色だけで印象を大きく変えることができる。
正面塗色は、基本のラインカラーをベースに車種の仕様により明確にした。
左から順に追ってゆくと、
特急形車両(N7000形)はグラデーションに寒色系である紺色の割合を多くした。
一般形汎用通勤形車両(8000形)は通勤形標準の橙・白・紺の三色+アクセントに排障器(スカート)に赤色。
普通専用通勤形車(N4500形)は特急形と逆に暖色系で統一している。
特急形→一般形→普通電車専用形といった具合にベースのカラーは共通でも配色の割合が連続変化しているのがよく分かるとおもう。
旅客の目線から一目で乗車する列車が判別できるように、
現業係員からの目線に付いても列車接近の視認性や輸送障害が起こった時等、
制約の有る車種を他者線へ乗り入れさせない様に一目で判別できるように一応の配慮もある。

(N7000形側面図)
窓回りをグレーに塗装することで、特急形車両としての高級感をイメージさせる塗色となった。
窓廻り下の帯は通勤形共通ラインカラーで、さりげなく浜急線であることを主張し、
特急形でも地下鉄乗り入れ対応という汎用形通勤車両寄りの車種の性格がわかる。
アクセントとして側扉を紺で塗装。シンプルさと大胆さが組み合わさった配色になった。
意外と気に入ったので新特急色として6500形にも採用。(下)

(6500形更新車側面図)
更新リニューアル工事でN7000形と準じた塗色になり、前面塗色は全くN7000形と同じ。排障器や車体の裾を紺色とすることでN7000形との違いを明確にしている。
N7000形比べると細部にいままでのイメージを残していることがハッキリと伺える。前述のデビュー時のカラーよりも落ち着いた配色で気に入っている。

(8000形側面図)
従来は帯でラインカラーを配していたが、車両側面については新味を持たせるため帯状では無く大胆にブロックパターンで配した。
なお、浜急では初めて無塗装とした車両で、地色はアルミ地のままである。
乗降扉を紺色で塗装することにより乗車口を明確にした。
無塗装車体でも、ラインカラーの貼付け方によってここまで個性を出せるということ。