サインシステム
ここでは、浜急のサインシステムについて取り上げます。
基本
サインシステムに大切なことはなにか?…それは「人間の目に捉えやすいこと」
テレビであれば縦長よりも横長の画面が見やすいですよね?
そこで、和文表記に関しては文字を縦に潰した90%の平体を採用しています。
また、浜急線では地上駅がほとんどであり、太陽光が当たっても文字がハッキリ認識出来るよう
極力表示内容は白地とするようにしています。(出口表記関係のみユニバーサルデザインの見地から黄色地)
コーポレーション・アイデンティティー(CI)
・タイプロゴ
コーポレートカラーである、橙とネイビーの二色で構成。
ネイビー…湘南・三浦の海、都会をイメージ
橙…鎌倉の紅葉、湘南・三浦の夕焼け、健康のイメージ、郊外の暖かみのイメージ
斜体で動きやスピード感を表現し、沿線の結びつきをイメージ。
・ブランドマーク
浜急のHとKを図案化したもの。車両の戸袋部に掲出。
乗車系サインシステム
■駅入口看板
タイプロゴとの組み合わせ。上下にコーポレートカラーのラインを入れて引き締めた。
■
改札口誘導サイン
■券売機誘導サイン
基本的なフォーマットは共通だが、矢印の配色を役割別に変えているのがポイント。
基本的には、乗車関係…紺白抜き、券売機・定期券センター等…緑、出口関係…黒黄抜き、その他…赤白抜き
■番線票
何番線かということが重要になるので、敢えて書体を統一せずに数字のみ認識しやすいフォントとしている。
■駅名票
前駅をグレーとして現在駅と次駅のみがはっきり認識しやすいようにした。
主要駅のみではあるが、中韓並記に対応。
■コンコース関係
■出口誘導サイン
派手さを抑えた明度高めの黄色地で統一。乗り換え関係は黄色地のヘッダーが付いて表される。