架空鉄道浜急電鉄

路線

ここでは、浜急線のルート・設定について取り上げます。
下記のマップでは浜急線の他の相互直通路線のルートにも触れています。


相互直通運転区間を含めたルートマップです。
クリックでポップアップ拡大表示されます。

路線別設定

・本線
浜急本線は東京都の副都心である新宿を起点に、神奈川県の中核都市の横浜・東の古都といわれる鎌倉を経由し湘南の藤沢へ至る56.0kmの幹線です。新宿駅からは都営地下鉄上野線を経由し、京成線・北総線への相互直通運転を実施しており、スカイライナーや一般特急が成田空港まで乗り入れ、神奈川県から成田空港までのアクセスルートを形成しています。
渋谷支線からの列車が合流し、列車密度の高い三軒茶屋~早渕間は上り線と下り線をそれぞれ2線にした複々線に、回送列車が多い浜急鎌倉~今泉間は通常の上り線と下り線の他にもう一本単線を加えた複単線に線増されています。 どちらも、列車の増発運行や走行しながらの追い抜き等の柔軟なダイヤに活用しています。
輸送体系は、港北ニュータウンや横浜市南部などのベッドタウンを沿線に抱えているため都市間輸送が主軸となっていますが、観光地やマリンレジャーの玄関口も沿線に抱える関係上、レジャーや観光輸送を視野に入れたダイヤとなっています。
基幹列車種別は特急で、新宿で横浜方面に折り返す自社線内のみ運行の特急と、都営線・京成線直通の特急が交互に合わせて10分置きに運行しています。
なお、近年では横浜市南部から湘南・三浦方面でもベッドタウン化が著しく、需要に応えるべく下位種別は年々停車駅が増加する傾向に有ります。
東京都心と横浜間や湘南・三浦方面へは競合する路線が多く、積極的に浜急線を利用してもらうための付加価値として高速運転による速達サービスと特急にクロスシート車を投入する等して快適な車内環境を提供しています。
浜急本線では特急・急行系の列車をダイヤの中心と位置付け、普通電車は特急・急行系列車の停車駅へお客さまを送り迎えするような位置付けとなっており、近距離と遠距離の輸送をなるべく分離しバランスよく構成しています。

新宿駅~藤沢駅間56.0キロ、平均駅間距離1.3キロ

線路:三軒茶屋駅〜早渕駅間が複々線、今泉駅〜浜急鎌倉駅間が複単線、その他が全線複線。
車庫:三軒茶屋駅〜世田谷野沢駅間:東京都交通局野沢車両検修場
   久末駅〜早渕駅間:浜急川崎検車区
   今泉駅:浜急鎌倉検車区

通算
キロ
駅間
キロ
駅名
読み
退避
設備
通特 特急 準特 区特 急行
連絡路線
起点
起点
新 宿

しんじゅく

上下線
JR線、
営団地下鉄丸ノ内線、
都営地下鉄上野線(直通運転)
都営地下鉄新宿線
都営地下鉄大江戸線、
小田急線、
京王線、
西武新宿線(西武新宿駅連絡)
0.8

0.8

山 谷
さんや
           
1.5
0.7
西参道

にしさんどう

           
2.9
1.4
代々木公園
よよぎこうえん
上下線
    小田急線、
営団地下鉄千代田線
3.6
0.7
南富ヶ谷
みなみとみがや
       

 

 
4.3
0.7
駒場東大前
こまばとうだいまえ
上下線
        京王井の頭線
5.6
1.3
三 宿
みしゅく
           
6.6
1.0
三軒茶屋
さんげんぢゃや
上下線
浜急渋谷支線(直通運転)
東急田園都市線
東急世田谷線
8.0

1.4

世田谷野沢
せたがやのざわ
           
9.7
1.7
深沢不動
ふかさわふどう
           
11.6
1.9
上野毛
かみのげ
上下線
        東急大井町線
12.8
1.2
浜急玉川
はまきゅうたまがわ
           
14.3
1.5
浜急溝口
はまきゅうみぞのくち
上下線
  浜急不動線
JR南武線、
東急田園都市線
15.7
1.4
南梶ヶ谷
みなみかじがや
           
17.2
1.5
野 川
のがわ
           
18.1
0.9
久 末
ひさすえ
上下線
       
19.7
1.6
早 渕
はやふち
上下線
      横浜市営地下鉄
(東山田駅接続)
21.2
1.5
浜急吉田
はまきゅうよしだ
           
23.0
1.8
浜急新羽
はまきゅうにっぱ
           
25.1
2.1
新横浜
しんよこはま
上下線
浜急鶴見線
新幹線、
JR横浜線、
横浜市営地下鉄
26.5
1.4
浜急岸根
はまきゅうきしね
           
28.0
1.5
神奈川大学
かながわだいがく
           
29.0
1.0
栗田谷
くりたや
           
29.8
0.8
横 浜
よこはま
上下線
JR線、
京急線、
東急東横線、
相鉄線、
みなとみらい線、
横浜市営地下鉄
30.5
0.7
西平沼
にしひらぬま
           
31.2
0.7
帷子川
かたびらがわ
           
31.8
0.6
天王町
てんのうちょう
上下線
      相鉄線
※準特急は日中のみ停車
32.9
1.1
浜急保土ヶ谷
はまきゅうほどがや
上下線
         
34.5
1.6
永田台
ながただい
         
35.9
1.4
六ッ川
むつかわ
         
37.7
1.8
上大岡
かみおおおか
上下線
京急線、
横浜市営地下鉄
39.2
1.5
浜急吉原
はまきゅうよしわら
           
40.7
1.5
港南日野
こうなんひの
         
41.9
1.2
港南台
こうなんだい
上下線
  JR根岸線
43.4
1.5
本 郷
ほんごう
           
44.7
1.3
桂 台
かつらだい
上下線
    浜急笠間
浜急動物園線
46.3
1.6
今 泉
いまいずみ
上り線
         
47.9
1.6
山ノ内
やまのうち
           
48.9
1.0
浜急鎌倉
はまきゅうかまくら
上下線
浜急三浦支線(直通運転)
JR横須賀線(鎌倉駅)、
江ノ島電鉄線(鎌倉駅)
50.5
1.6
長 谷
はせ
各駅に停車  
53
2.5
湘南深沢
しょうなんふかさわ
湘南モノレール線
54.3
1.3
手 広
てびろ
 
56.0
1.7
藤 沢
ふじさわ
JR東海道線、
小田急江の島線、
江ノ島電鉄線

・三浦支線
三浦支線は、浜急鎌倉駅を起点に横須賀市の中心横須賀中央駅を結ぶ18.7kmの路線です。
沿線は普段の通勤・通学輸送の他に逗子・葉山といった著明な別荘地・海水浴場があり、観光輸送でも夏場はマリンレジャーに訪れる人でにぎわいます。また、衣笠駅から横須賀市西部・三浦市方面へ延伸の計画がありましたが、
早期開業をにらみ暫定的に横須賀市中心部にターミナルを求めた経緯から横須賀中央駅が終点となりました。
今でも衣笠駅からは横須賀市西部・三浦市方面へバスが頻発しており、浜急線から三崎への玄関口として機能しています。
輸送体系は、ほぼ本線と一体化しておりダイヤも同じです。
但し、浜急逗子駅~衣笠駅間は単線区間となっており、輸送のボトルネックです。
このため、すべての優等列車はローカル輸送を兼ねて各駅に停車します。

浜急鎌倉駅~横須賀中央駅間18.7キロ、平均駅間距離1.9キロ
全列車各駅に停車。
交換設備欄備考、∥…複線区間、∨…この駅まで複線、◇…単線区間交換設備有、∧…この駅から複線
線路:下記の通り
車庫:当路線内になし、本線の車庫を使用。

通算
キロ
駅間
キロ
駅名
読み
交換
設備
連絡路線
起点
起点
浜急鎌倉

はまきゅうかまくら

浜急本線(直通運転)
JR横須賀線(鎌倉駅)、
江ノ島電鉄線(鎌倉駅)
2.0

2.0

小 坪
こつぼ
 
3.5
1.5
浜急逗子

はまきゅうずし

京急線(新逗子駅)
5.5
2.0
森戸海岸
もりとかいがん
 
7.0
1.5
葉山一色
はやまいっしき
 
9.5
2.5
栗 坪
くりつぼ
 
11.0
1.5
大楠山口
おおぐすさんぐち
 
13.0
2.0
池 上
いけがみ
 
14.5

1.5

衣 笠
きぬがさ
JR横須賀線
17.5
3.0
安浦新町
やすうらしんまち
 
18.7
1.2
横須賀中央
よこすかちゅうおう
京急線

・渋谷支線
渋谷支線は、三軒茶屋駅を起点に渋谷駅までを結ぶ3.5kmのバイパス路線です。 本線の混雑を緩和するためのバイパス線および地下鉄線への接着という路線の性格から途中駅は無く、浜急線内では最も駅間距離が長い区間となっています。
運行は本線及び、乗り入れ先の営団地下鉄麻布線とほぼ一体化されています。
基幹列車種別は急行で、本線特急を補完しながらも横浜方面と営団線方面を直通しています。
その他ラッシュ時には準特急・特急・通勤特急が運行されます。
土休日には特急の増結車両の半数が分割併合運転で乗り入れ、買い物などの足に利用されています。

渋谷駅~三軒茶屋駅間3.5キロ
全列車各駅に停車。
線路:全線複線。
車庫:当路線内になし、本線の車庫を使用。

通算
キロ
駅間
キロ
駅名
読み
連絡路線
起点
起点
三軒茶屋

さんげんぢゃや

浜急本線(直通運転)
東急田園都市線・世田谷線
3.5

3.5

渋 谷
しぶや
JR線、
営団地下鉄銀座線
営団地下鉄半蔵門線
営団地下鉄麻布線(直通運転)
営団地下鉄副都心線、
東急東横線、
東急田園都市線、
京王井の頭線

・不動線
不動線は浜急溝口駅を起点に不動前駅までを結ぶ1.2kmの路線です。 元々、大明王院身代わり不動への参拝客を運ぶために作られた路線で浜急線の中では最も短い路線です。
近年、合理化のためワンマン運転が行われるようになった関係で、運行は独立しており2両編成の普通電車が線内を往復するだけです。
年末年始の時期には臨時増発/4両編成運転が行われる他に、終夜運転の時には本線への直通電車が運行される程度です。

浜急溝口駅~不動前駅間1.2キロ
多客時を除き、ワンマン運転を実施。
線路:全線単線。
車庫:当路線内になし、本線の車庫を使用。

通算
キロ
駅間
キロ
駅名
読み
連絡路線
起点
起点
浜急溝口

はまきゅうみぞのくち

浜急本線
JR南武線、
東急田園都市線
1.2

1.2

大明王院
身代り不動前
だいめいおういん
みがわりふどうまえ
 

・動物園線/大船線
本線と交わる桂台駅を境に、大船駅側が大船線、動物園側が動物園線で基本的には双方は一体的に運行されています。
大船線は昭和初期に計画され、本線の藤沢駅までの一部となる予定でしたが、今では線内往復を中心としたローカル線です。
JR横須賀線や根岸線のほうが利便性は上ですが運賃面では浜急側が有利で、ある程度は都心方面への流動が多く、通勤時間帯には優等列車の設定があります。
動物園線は金沢自然公園・金沢動物園へのアクセスルートとして建設されました。台地を掘割で抜けて円海山の麓を走ります。金沢自然公園・動物園を訪れる客のほか、円海山へのハイカー、野村住宅など近隣住民の利用もあります。

基本的な日中の運行形態は大船〜金沢動物園間が日中は20分毎に4両編成の電車が往復し、それに本線直通〜桂台〜大船間の列車が加わり、利用客の多い大船線側は10分ヘッドで運行され、桂台で本線の急行・準特急に接続するダイヤです。
本線との直通運転は、朝に大船線大船発の急行・準特急計5本と夕ラッシュ時に大船線大船行き区間特急・準特急が乗り入れるのみです。一方動物園線は土休日の朝夕には急行・準特急が本線から直通するのみです。

折り返し電車のみワンマン運転を実施。
全列車各駅に停車。
線路:大船線は複線、動物園線は単線。
車庫:当路線内になし、本線の車庫を使用。

通算
キロ
駅間
キロ
駅名
読み
連絡路線
3.1
3.1
大船

おおふな

JR線
湘南モノレール
起点
起点
桂台

かつらだい

浜急本線
3.2

3.2

金沢動物園
かなざわどうぶつえん
 

・鶴見線
鶴見線は新横浜駅を起点に鶴見駅までを結ぶ8.6kmの通勤路線です。
元々は羽田空港延伸や西馬込延伸し都営浅草線と相互乗り入れの計画がありましたが、
鶴見までの区間のみで営業を行い現在の形が出来上がりました。
現在は通勤客を横浜市内陸部より京浜工業地帯まで運ぶという重要な役割を担っています。
主に4両編成で運転されている普通電車が線内を往復するのみです。

新横浜駅~鶴見駅間8.6キロ、平均駅間距離1.4キロ
全列車各駅に停車。
線路:全線複線。
車庫:当路線内になし、本線の車庫を使用。

通算
キロ
駅間
キロ
駅名
読み
連絡路線
起点
起点
新横浜

しんよこはま

浜急本線
新幹線
JR横浜線
横浜市営地下鉄
1.2

1.2

菊 名
きくな
JR横浜線、東急東横線
2.5
1.3
内 路

うつろ

 
4.8
2.3
白 幡
しらはた
 
6.0
1.2
第二京浜
だいにけいひん
 
7.4
1.4
花月園競輪
かげつえんけいりん
 
8.6
1.2
鶴 見
つるみ
JR京浜東北線・鶴見線