架空鉄道浜急電鉄

浜急バスについて車両篇…いすゞ自動車製一般路線車

斜字は廃車車両

KC-LV380L/KC-LV280L
ワンステップ車前乗り仕様
いすゞ+富士重工でワンステップの対応がなされてから指定営業所向けに大量に投入された。この車両は前乗り仕様で3扉である。
他メーカー車との差異はバンパー形状とエンジンルーバーが公式側にあることと、後扉が折戸となっている点。おそらく戸袋部とエンジンルーバーとの干渉をさけるためだと思われる。
 
KC-LV380L/KC-LV280L
ワンステップ後乗り仕様
湘南・三浦地区に主力車種として投入された一般的な仕様である。
 
KC-LV380L/KC-LV280L
貸切兼用車(ワンマンロマンス)
貸切兼用車は前乗り用・後乗り用共に仕様を統一しており、前乗り用の車両に付いても整理券発行機と運賃表示機を装備している。アナウンスと行先表示さえ用意できれば他の営業所の路線に直ぐに投入できる様になっており、この特徴を利用して臨時便等で他営業所の応援などで重宝するとか。
 
■KC-LT333J
ワンステップショート車

ダウンサイジングの一環として導入された車両で、車体断面は大型車と同じで車体長は中型車と同じ9Mに短縮。狭隘路線でなおかつ乗客の多い路線か閑散路線向けに使用。
 

■KC-LR333J
中型ワンステップ車
主に狭隘路線向けに投入された。極めて限定的に配車されたので見る機会は少ないかもしれない。
 
■KC-LV832L
ノンステップ
いすゞのノンステップ車第一号車。富士重工の対応が遅れたのでいすゞの純正ボディーとなった。浜急バスでキュービックボディーは新横浜営業所のこの1両のみであり、最初期のノンステップ車で3扉ではないのもいすゞ車だけ。
 
■KC-LV832L
ノンステップ

ようやく富士重工がいすゞのノンステにもボディーを載せるようになりました。
なかなか厳めしい外観ですが、アウターガラスがいすゞの証拠。
 
■KL-LV280L1
ワンステップ車後乗り仕様

排ガス規制のモデルチェンジ後は新7Eボディーを載せる様になりました。
いすゞ車独特のV8エンジンはまだ健在。
  

■KL-LV280L1
ノンステップ車
KL代でノンステップ車も新7Eボディーを載せて登場しました。
いすゞは日産同様にいち早く「お手軽ノンステ」を設定。
KC代のノンステップ車よりも一段と整った外観になりました。
日産車との違いは屋根上のクーラーユニットの形状とエンジンルーバーの位置だけしか変わりません。
 
■KL-LV280N1
ノンステップセミロング車

港南営業所にはいすゞもノンステップで車体が長い車を入れてしまいました。
住宅地へ向かう路線に使用されるので定員数が多い車両が求められた結果こうなりました。
 

■KL-LV832L1
ノンステップ車CNG
変わり種中の変わり種がこの車。何故かいすゞとは縁のなかった渋谷営業所にひょっこりと1台のみ現れたいすゞ車。しかもCNGでフルフラットノンステ。なんだか浜急らしくない選択ですがそれもそのはず、サンプルカーを購入したものだそう。
 
■KK-LR233E1
小型ワンステップ車

いすゞ指定の新横浜営業所でミニバス路線が開業。こうなれば、ミニバスもいすゞでというわけでこの車種が導入。当然の選択かもしれません。
 

■PJ-LV234L1
ノンステップ車

いすゞ車でも日野車同様工場に発注が殺到し、納車まで時間がかかる事態となりました。
とくればJ-BUS宇都宮以外での生産車を選択することになるのですが、富士重工亡き現状では残る選択肢はただ一つ。なんと05年度の導入車のみいすゞにも西工ボディーを載せてしまいました。06年度から元のいすゞボディーに戻っています。
関東地方において日産以外のシャーシ+西工ボディーの組み合わせは大変稀なケースでしょう。
 

■PA-HR7JPAE
中型ロングノンステップ車
いすゞでは中型ロング車のラインアップは有りませんでしたが、J-BUSにバス部門が統合されてからは日野自動車製のOEMで販売されるようになりました。日野自動車製ということはJ-BUS小松製となるので、納車までスムーズに行くのでしょう。もちろんワンステップ車のお値段でノンステップ車が導入できるというメリットは日野車と全く変わり有りませんが、こちらは納車がスムーズという観点から車種選択に至っています。道幅が狭い路線環境の鎌倉営業所中心にそこそこの数が導入されました。
 
■PJ-LV234L1/PKG-LV234L2/LKG-LV234L3
ノンステップ車
1年のブランクの後、ようやく純正ボディー「エルガ」が大量増殖を再開。
PJ代からLKG代まで基本的な仕様はそのままです。