架空鉄道浜急電鉄

浜急バスについて車両篇…日産ディーゼル(UD)製一般路線車

斜字は廃車車両

■KC-UA460LAN
ワンステップ前乗り
UD車の場合3扉車はこうなります。ふそう車よりも中扉から後ろの長さが長く見えればUD車です。
と、いっても逆T字窓なのでふそう車とあまり変わりません。
後の差異はエンジンルーバーの形状しかなく、大変見分けにくい仕様です。
ふそう車共々、後乗り仕様が存在しないのもまた同じ。
 
■NE-UA4E0LAN
CNGツーステップ
UDの指定営業所ではない渋谷と保土ヶ谷にまとまった数が導入されました。
ツーステップという事で銀サッシのメトロ窓になっているのがポイント。
渋谷所属車は一部鎌倉へ転属しています。
 
■KC-UA460KAM
ノンステップ
UD車のノンステも同じく3扉で登場しました。
どのメーカーでもこの頃のノンステはデッドスペースが大きくあまりできが宜しくないようです。
 
■KC-JP250NTN
ワンステップ中型ロング

他メーカー車よりも最も早く中型ロング車を先取りしたのがUDと言う訳で指定メーカーの縛り関係なく比較的多くの営業所に導入されました。現在は比較的狭隘な路線を中心に使われています。収容力の問題はデッドスペースの少ないワンステだからあまり問題にならなかったようです。
 

■KC-RM211ESN
ワンステップ中型車
狭隘路線用にごくわずかが導入されたのみ。UD車の中では貴重な部類です。
 
■KC-RN210CSN
ワンステップ小型車
最も最初期の小型車に当たります。ミニバス路線用に3年に分けて一気に導入されました。そして、現在は第一期生がリタイヤ寸前です。
 
■KL-UA452KAN
ノンステップ車
排ガス規制後はマイナーチェンジが行われ、バリアフリー法の影響でごく一般的な仕様になりました。
 
■KL-UA452KAN
CNGノンステップ

渋谷と保土ヶ谷には例に漏れずCNG車がそこそこ入りました。
屋根上のボンベを収納しているコブが目立ちます。
基本的な仕様はノーマル車と変化無し。
  

■KL-UA452MAN
ワンステップセミロング車

港北など郊外の営業所にはやや長めのワンステも導入されています。
長めでワンステということで中扉は4枚折戸になっています。
 

■KL-UA452PAN
ノンステップロング車
川崎・港北・港南の3営業所にはとっっっても長いノンステが入りました。
収容力とバリアフリーを両立させた結果こうなりました。
このクラスの長いノンステはUDしか設定が無かったということもあります。
 
■PK-RP360GAN
ワンステップショート車

港南営業所の上大岡駅から丘陵地へ向かう路線は上り坂区間に狭隘箇所を抱えており、その路線向けにはいすゞのショート車の増備でUDのショート車が入りました。
富士重工が衰退したため、新たに西日本車体工業製のボディーに変化しています。
大型ショート車は当時UDしか設定が無かったという事情も有ります。
ロングノンステといいUDのラインナップを上手く活用した事例といえます。
港南と鎌倉の2営業所だけに配備されています。
 

■ADG-RA273KAN/PKG-RA274KAN
ノンステップ車
こちらも例に漏れず富士重工から西工へ車体が変わりました。
新たに尿素SCRシステムを搭載。排ガスがクリーンで環境に優しい車になりました。
 
■PKG-RA274PAN
ワンステップロング車
再びロング車の増備が再開され、今度はノンステとワンステ平行導入という大技を繰り出しました。で、こちらはワンステの方。
 
■PKG-RA274PAN
ノンステップロング車
で、そのノンステの方。とにかく長いです。川崎と港北に配置され、翌年には港南にも追加配置。港南営業所はこの車が投入されてから、丘陵地向けの路線用にショート車、一般路線向けに標準尺、団地路線向けにロング車とバスの車体長の見本市のような状態になってきました。
 
■PKG-AP35UM/LKG-AP35UM
ワンステップ車
UDとふそうがバス事業の統合を模索中に現れた車両がこれ。
なんと、ふそうからのOEMでエアロスターボディー+電装クーラーという変態なワンステが登場。神奈川県内でエアロスターは大変違和感が有ります。この形式をもって浜急バスにおけるUD車のワンステップ車投入は終結しました。