2002年に登場しました。走行機器は6500形をベースとして、車体や車内見付けは5000形、6000形をベースに種別を問わず多用途に使用できるよう製造されました。
なるべく各社共通標準形通勤車両の思想を取り入れコスト削減に努めた点が目新しい試みであり、
従来からの車椅子スペース設置に加えて車両床面を低くしてホームとの段差を小さくするなど、バリアフリーにも対応した車両としました。
車内も各出入口上部に設けた浜急初の液晶画面による案内表示や初導入の自動車内アナウンスなど、旅客向けの案内もわかりやすく、人に優しい車両を目指しました。途中からN7000形へシフトしたため浜急の車両の中では少数派です。
主に地下鉄線直通の特急・急行の他、普通電車まで全ての列車種別で使用しています。

編成

8両・6両・4両
車体長
18m
車体材質
アルミ合金製/ステンレス製
電気方式
直流1500V
軌間
1435mm(標準軌)
制御装置
VVVFインバーター制御(1C4M)
駆動方式
撓み歯車形継手
主電動機出力
190Kw
保安装置
ATS/CS-ATC(営団線内乗り入れ時のみ使用)
車両性能
起動加速度:3.5Km/h/s
制動減速度:4.5Km/h/s(非常制動)
設計最高速度:130Km/h