当初は特急電車増発用を目的として98年より運行を開始しました。
現在では自社線内運行の特急の主力車両・浜急でのフラッグシップ的車両となっています。
平行している競合路線が多い浜急線では、お客さまに快適な移動空間を提供することも一つのサービスとしており、車内はオール転換クロスのリクライニングシートとしました。浜急の特急形車両としては初めて通勤形車両と同じLED式の車内案内表示を取り付け、快適性以外にも旅客への案内の充実を図りました。
主電動機は交流モーターを使用したVVVF制御方式で省エネルギー、省メンテナンスを図った車両です。VVVFインバータ装置、主電動機、空気圧縮機やクロスシートなどに海外製品を採用し車両性能の向上および居住性の向上を図りつつ、コストの低減をも実現しました。
主に特急、ホームタウン号に使用しています。

編成

8両(基本編成)・4両(増結編成)
車体長
18m
車体材質
アルミ合金製
電気方式
直流1500V
軌間
1435mm(標準軌)
制御装置
VVVFインバーター制御(1C4M)
駆動方式
撓み歯車形継手
主電動機出力
190Kw
保安装置
ATS
車両性能
起動加速度:3.3Km/h/s
制動減速度:4.5Km/h/s(非常制動)
設計最高速度:135Km/h