第二世代の地下鉄線乗り入れ対応の通勤形電車として1985年に登場しました。
当初はブレーキ時にモーターで発電した電力を架線に戻す回生ブレーキと、界磁チョッパ制御方式・ワンハンドルマスコンを初めて本格的に採用し、省エネ電車の先駆けとなった車両です。
現在はバリアフリーに対応すべく、車椅子スペース・ドアチャイム・案内表示器の設置や座席の更新といったリニューアル工事が進んでいます。
一部の車両ではさらに延命をはかるため、VVVFインバーター制御への制御装置の更新も行っています。
普通から特急まで全ての列車種別で使用しています。

編成

8両・6両・4両・2両
車体長
18m
車体材質
アルミ合金製/初期車は鋼製
電気方式
直流1500V
軌間
1435mm(標準軌)
制御装置
界磁チョッパ制御方式/VVVFインバーター制御(1C8M)
駆動方式
撓み歯車形継手
主電動機出力
120Kw
保安装置
ATS/CS-ATC(営団線内乗り入れ時のみ使用)
車両性能
起動加速度:3.5Km/h/s
制動減速度:4.5Km/h/s(非常制動)
設計最高速度:130Km/h